あなたは除菌にはどんなものをつかっていますか?
アルコール?次亜塩素酸?
用途に応じて両方使っている方もいるかもしれませんね。
私はそれらに精油をプラスすることで除菌と免疫力UPを図っています。
アロマ好きが高じてアロマテラピー検定1級を持ってるよ。
そこで無理なく取り入れられる精油の使い方をご紹介しますね。
おすすめの精油はコレ!
精油を取り入れるって言ったって、何を使えばいいのかわからない方もいますよね。
殺菌作用や抗ウイルス作用のある精油はいくつかあります。
中でもあなたへおすすめしたいのは以下の精油。
- ティートリー
- ユーカリグロブルス
- ローズマリーシネオール
- ラベンダー
- タイムリナロール
- ハッカ
スッとした香りのものが多いですね。
聞いたことのある名前が多いのではないでしょうか?
ラベンダー以外の精油は刺激があります。
ペットがいるご家庭、乳幼児がいるご家庭では少量での使用にするのはもちろん、精油の扱いには注意してください。
それから長期間にわたる使用は避けましょう。
あなたが使う時も多量に使わないように気を付けてくださいね。
アルコールや次亜塩素酸と同じで菌を殺せるくらいなんだから、刺激があってもおかしくはないのかもしれないね。
それでは早速それぞれの精油の説明をしたいと思います。
ティートリー
殺菌力抜群!
免疫力を高めてくれるので風邪やインフルエンザ対策に使えます。
殺菌、抗ウイルス、抗真菌、去痰、免疫増強
ティートリーは原液を肌につけてもOKな精油。
だからニキビとか小さな範囲であれば希釈せずにそのまま塗って使うことができます。
子供が風邪をひいたりインフルエンザにかかってしまった時は、ティートリーの出番!
家族への感染予防と咳や鼻づまりの症状をやわらげるために使うよ!
刺激の強い精油なので長く使っても1か月まで。しばらくお休みしてからまた使ってくださいね。
ユーカリグロブルス
ウイルスや細菌対策に抜群の威力。
のどの痛みや鼻づまりなど呼吸器系のトラブルに効果アリ。冬~花粉症で悩む春に重宝します。
殺菌、抗ウイルス、抗菌、抗真菌、去痰
ユーカリはグロブルス、ラディアータ、シトリオドラ(レモン・ユーカリ)の3種類があります。
3種類とも風邪の症状などに有効ではあるものの、免疫力を増強して自然治癒力を高めるのならば、グロブルスとラディアータを。
この記事は除菌についてだからグロブルスをおすすめしてるけど、
子供に使うことも考えると3種類の中で一番刺激の少ないラディアータがいいよ。
ローズマリーシネオール
ローズマリーの中でも1,8-シネオールという成分を多く含むローズマリーシネオールはユーカリと同じく抗ウイルス、抗菌作用があります。
抗ウイルス、抗菌、去痰、免疫増強
今回の内容とは関係ないから詳しくは書きませんが、頭皮や肌にもいいんですよ!
妊婦さん、てんかんの方、高血圧の方は使用を控えてください。
ラベンダー
作用が穏やかで万能な精油。
ラベンダーも皮膚に直接つけてもOK。小さな火傷や傷に塗ると早く治りますよ。
妊娠中の方やお子さんでも安心して使える精油です。
鎮静、抗炎症、殺菌、鎮痛、細胞成長促進、抗うつ
既に挙げた精油ほどのパワフルさはないものの、日常使いには最適。
鼻詰まりや咳の時にティーツリーとかと合わせて使うと香りもマイルドになるし、鼻や喉の炎症にも効くよ。
タイムリナロール
免疫力を高めて感染症を予防してくれます。
気管支の炎症をやわらげてくれる効果もあるので風邪やインフルエンザのときに使える一本。
殺菌、抗菌作用も優れていますよ☆
抗感染、鎮静、抗炎症、強壮、殺菌、去痰
タイムの精油にはいくつか種類があります。その中で一番作用が穏やかなのがこのタイムリナロール。
とはいえ作用が強い精油なので使うときは少量で。
妊娠中、授乳中の使用は避けましょう。
ハッカ
手に入りやすさNO.1の精油。
なんてったってドラッグストアで売っていますからね。
消化促進、抗菌、鎮痛、強壮
食品添加物用のハッカ油を買えば飲み水やうがいにも安心して使えるので、おすすめです。
あなたもハッカ油の便利さを知れば手放せなくなりますよ。
風邪で喉が痛い時はのど飴を溶かしてハッカをシュッと一吹きした水をずっと飲んでるよ
妊娠初期、分娩前後はNG。
妊娠後期、授乳中は濃度を半分にして使用しましょう。
高血圧、てんかんの方は使用を避けてください。
おすすめの使い方
作らなければならないとなると面倒くさいけど材料はシンプル。
- 精油
- 無水エタノール
- 精製水
3つだけです。
用途別に濃度を変えるだけ!
精製水はミネラルウォーターや水道水で代用できます。
水道水やミネラルウォーターですと、水の中に入ってる不純物のせいで劣化が早くなったり香りが変質したりするので精製水を推奨しますけど、私はいつも水道水です。
気軽に作れないと面倒くさいものね。
褒められた方法ではないけど、ものぐさなヤンヌ方式も紹介してくね。
無水エタノールは引火性です。火器厳禁でよろしくお願いします。
消毒スプレー
無水エタノールがメインの手指用消毒スプレーも作り方は簡単!
- 無水エタノール 40ml
- 精油 5滴
- 精製水 全量で50mlになるまで
上に書いてある材料から順番に混ぜてくださいね。
精油は0.05ml計算で0.5%の消毒スプレーです。
大人だけが使うなら精油を倍の量(1%)にしてもOK。
持ち歩き用にしてもいいでしょう。
出掛け先の入口全てに消毒用アルコールを置いてあるとは限りませんし、子供は色んなところ触りますからね。
マスクスプレー
マスクにシュッと一吹きするだけでリフレッシュできるマスクスプレー。
こちらも0.5%なので子供のマスクにも使えます。
- 無水エタノール 5ml
- 精油 5滴
- 精製水 45ml
こちらも上の材料から順番に混ぜてください。
①計量線が書いてあるスプレー容器で直接作るときは無水エタノールの量は目分量。作りなれてきて大体の量が掴めてきたら水の量すら目分量。
②精油を直接マスクにつける。注意点は必ず外側の鼻から一番遠いところにつけることと、精油でマスクが変色する可能性があるのでするなら不織布マスクで。
③水だけで作る。その場合は使う前によく振ってから使ってください。
こちらの方法は自己責任でお願いします。
アロマ好きでもこんな私みたいな面倒くさがりの人がいて
それでも楽しめているってことが伝わってアロマテラピーへの敷居を低く感じてもらえればいいなぁ、と思います。
掃除、消臭スプレー
精油多めの掃除用スプレーは空間をいい匂いにしてくれつつも、雑菌やカビが生えるのを抑えてくれます。
- 無水エタノール 10ml
- 精油 40滴
- 精製水 40ml
精油たっぷりで4%です。
あくまで掃除、消臭用ですので肌にはつけないようにしてくださいね。
消臭用には使えませんけど、濡れ雑巾に精油を直接10滴ほどドバドバかけてそれで床の拭き掃除などをします。
アロマディフューザー
精油をセットするだけで香りが楽しめるディフューザーは本当に便利!
加湿も一緒にできる超音波式のディフューザーもいいですよね。
でも、こまめに掃除して水を入れ替えるのは面倒。それに機械によってはフィルターの交換が必要だったりして意外と手間なんですよね。
その点、精油を直接セットするものは定期的に無水エタノールをセットして起動するだけなので簡単。
それから水に薄めずに使うため精油の効果を実感しやすいし、何より香りがイイ!!
普段はラベンダーとか優しい香りをセットしといて
子供が風邪をひいたりしたらティートリーにかえてるよ。
まとめ
いかがでしたか?
少しでも興味を持っていただけたら嬉しい限りです。
医学的にも除菌に有効と認められているアルコール、次亜塩素酸をちゃんと使いつつアロマも取り入れてみてください。
味気ない除菌生活を精油のいい香りで楽しいものに変えていきましょう♪
この記事は以下の書籍を参考、一部引用させていただいております。
医師が教えるアロマセラピー
著者:川端 一永、吉井 友季子
**今回はここまで**
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