昨今加熱している「脱プラ」や「マイクロプラスチック」などのプラスチック問題。
私は科学者でもなんでもないただの主婦ですので、様々なネット記事を読んでも正直何が正しいのかわかりません。
自分なりに沢山の記事を読み、思うことをまとめてみました。
情報をそのまま鵜呑みにするのではなく、メディアに踊らされすぎず自分なりの考えを持つきっかけになれば嬉しいです!
全ての発端マイクロプラスチックとは
私が記憶している全ての発端はストローが鼻に刺さったセンセーショナルなウミガメの写真だか動画です。
それがきっかけとなり
プラスチックの海洋汚染が問題に
発展してマイクロプラスチックが悪だと叫ばれるように
脱プラ運動が活発に
という流れになっていると思います。間違ってたら大変申し訳ない!
マイクロプラスチックというのは…
(生物物理学的)環境中に存在する微小なプラスチック粒子であり、特に海洋環境において極めて大きな問題になっている。一部の海洋研究者は1 mmよりも小さい顕微鏡サイズの全てのプラスチック粒子と定義しているが、[中略] 5mmよりも小さい粒子と定義している研究者もいる。
引用:ウィキペディア
平たくいえば
①歯磨き粉に入ってるマイクロビーズなど、最初から小さいプラスチック
②風化して5mm以下まで小さくなったプラスチック
の総称ですね。
海洋汚染とプラスチック
とりあえずこの項目ではマイクロプラスチックは置いといて海洋汚染の原因となっているプラスチックについて考えてみたいと思います。
正直、私としては何故海にそんなに大量のプラゴミがあるのか謎なレベルです。
悪徳企業や団体が不法投棄してるんでしょうね。きっと。
あとは身近なところでいえば平気でゴミをポイ捨てする人、
平気と言わないにしても自分のポケットやカバンから落ちたキャンディーのゴミを「こんな小さいゴミ拾うのカッコ悪い」と見てみぬふりする人達。
とにかく普通にゴミをゴミ捨て場に捨ててる人であれば海洋汚染のプラスチックは関係ないはずなんですよね。(マイクロプラスチックは除外)
それなのに脱プラだ!!とストローを紙に変えてみたり、レジ袋を有料化してみたりするのってなんだか違うと思うんですよね。
脱プラ自体の批判ではないですよ。
ゴミの不法投棄をまずどうにかしよ?とか思うのですよ。
脱プラの前にプラの不法投棄による海洋汚染がなくなったら結構海、綺麗になるんじゃ!?と浅はかながら思います。
結局、脱プラしたところで不法投棄する人や団体がなくならない限り、なにかしらのゴミが海や山に捨てられるんですよ。多分!
脱プラは必須なのか
マイクロプラスチックという一つの物質に焦点を当ててみれば脱プラは必須なのだと思います。私も無理なく変更できるところはプラをやめています。
しかし視野を広げてみると以下の記事のような意見もあります。
プラをやめて瓶にすると輸送コストがかかる(梱包材やガソリンなどの燃料を沢山使う)。
紙製品にすれば森林伐採が増える。といった具合にどこかしらにしわ寄せがいき、環境負荷がかかります。
ポリエステルの服をやめてコットンにしよう!となるとその分、広大な畑が必要になり、農薬が問題になり、過度な児童労働が増えるでしょう。
環境問題って本当にあちらを立てればこちらが立たずといった具合で一筋縄ではいかず、歯がゆいですよね。
なので、私は過度な脱プラはまた新たな環境問題を生むのでは、と考えます。何事もバランスだと。
一番の環境破壊は
私の思う環境破壊は、使い捨てだと思います。
使い捨てってティッシュや不織布マスクみたいなものじゃなくてもっと広い意味ですよ!?
なんでもかんでも買ってみて、気に入らないからすぐ捨てて、また新しいのを買うっていう刹那的な物の使い方のことを言っています!
一つ一つの物を大切に扱って、長持ちさせて毎日のゴミを減らす。そもそも買わない。というのが環境を守ることに繋がる気がします。
なのでその「物」がプラかそれ以外かっていうのは些末な問題だと思います。
それにいつかのダイオキシン問題と同じで結局は「マイクロプラスチックなんて食べても排泄物として外に出るから問題ありませんでしたー」とかなんとかいってよくわからないまま終わってしまう可能性も0ではありませんから、メディアの言うことを100%信じる必要もないかと。
あくまで私の考えですから人それぞれまた違う考え方があるかと思います。
環境について考える人が増えるといいなぁー(^^)
今回はここまで!