昨今はエコ洗剤の種類が昔より増えてきて選ぶのが楽しいですよね。
でもエコ洗剤って正直ちょっとお高い!
環境の事を考えると少しでも負荷の少ないものを使いたいけれど、家計を圧迫するものはリピートできません。
そこで私目線で「これなら使い続けられる」と思ったものを紹介したいと思います。
洗い出す前の下準備
これから洗剤を紹介するわけですが、エコ洗剤は一般的な合成洗剤より洗浄能力がマイルドなものがほとんど。
汚れた食器をそのまま洗おうとするとすぐ泡がへたって何度もつけたすハメになってしまいます。
まずは気持ちよく洗うために事前に食器の汚れをある程度取り除きましょう♪
洗う前の下準備としては
キッチンペーパー等で拭き取る
のが一般的かと思います。
私はご飯粒とかを大まかに拭き取る場合は雑紙を使います。
(頼んでもないのにポストに日々溜まるチラシを有効利用させて貰っています。)
チラシ紙ではゴワゴワしていて取れない時や油などちゃんと拭き取りたい場合はペーパータオルを使います。
食器の汚れとり以外にもダスターとして使ったり、なんちゃってジェルネイルをする時に拭き取りに使ったりと色々使えるので結構便利ですよ。
あとはカレーなどこびりついた汚れにはキッチンスクレーパー
を使うといいと思います。
我が家では牛乳パックを小さめに切ってスクレーパーとして使っています。
油がギットリで拭くのも困難!という時には
お湯かけ
をしています。ただ、油をそのまま排水口に流すのは環境にあまり良くないと思うのでこの方法はあまり使わないですけどね。
おすすめ洗剤[手洗い編]
さぁ、ではいよいよ紹介へ移ろうと思います!
サラヤ ヤシノミ洗剤
ドラッグストアなどで買えるエコ洗剤と言えばヤシノミ洗剤!!
高い生分解性を持ち、手に優しいうえに比較的割高なエコ洗剤の中ではお値段もお優しい。
洗浄力は他のエコ洗剤よりも更にマイルドだと思います。洗う前の下準備をしっかりしておけばほぼ問題なく洗えますが、下準備をせずそのまま洗うとかなりな量の洗剤を使う事になるかと。
無臭だから、合成香料の香りが気持ち悪い!ってならなくて安心だね。
以前、石鹸の記事でもサラッと書いたのですが、サラヤさんはRSPO認証 を受けていますし、ヤシノミ洗剤の売上1%はボルネオ島保全のために使われるのでちょっとした社会貢献にもなりますよ。
folia(フォーリア)
フォーリアは聞きなじみのない人が多いかもしれません。
イタリア生まれのオリーブオイル由来のオーガニック洗剤です。
ICEAの認証をうけているのと「オーガニック原材料が手に入る時しか作らない」という方針は好印象です。
合成着色料不使用
合成香料不使用
動物実験をしていない原材料を使用
皮膚への安全性をテスト済み
次に使い心地ですね!
石油系の合成洗剤と比べると若干落ちますけど、エコ洗剤の中ではかなりパワフルな洗浄力だと思います。
個人的な感触としては石油系合成洗剤とほとんど変わらないです。一度に使う洗剤の量も少ないので想像よりは経済的ですよ。1Lと大容量なので数か月もちます(家族の人数というか洗う食器の量で変わってはくるでしょうが)。
sonett
ソネットはエコ洗剤の中では知名度が高いですね。ヴィーガン、NCP、CSEなどの認証を受けていて人にも環境にも優しい商品です。
ソネット独自のものといえばオロイド混合剤と渦巻き活性水の二つ。詳しい説明は端折りますが、どちらも水を早く自然の状態へ戻すための原材料です。
合成着色料不使用
合成香料不使用
合成保存料不使用
遺伝子組み換え原材料不使用
バイオダイナミック農法・オーガニック栽培の原料を使用
こちらも洗浄力はそこそこあるのでほぼストレスなく洗えると思います。香りも強すぎないので気持ち悪くなることはありません。それでも気になる方は無香料もあるのでそちらを選ぶといいでしょう。肌にも優しいのでゴム手袋無しでも荒れる心配はほとんどないですよ(そうはいっても水だけでも多少なりとも皮脂は流れていくのでゴム手袋しますけど)。
試してみたいけど、高くて手を伸ばせない!
という方は300mlでチャレンジしてみてください(それでも結構高いですけどね…)。
ちょっとお高いですがこちらの食洗機用の洗剤もおすすめです。
おすすめ洗剤[食洗機用]
エコ洗剤の記事なんて二番煎じと言わず1憶番煎じぐらいだと思いますが、食洗機用洗剤を紹介してる方ってあんまりいないですよね。
自分が買うとき結構悩みました。参考にしていただけたら嬉しいです。どれも洗浄力はほぼ問題ないです(個人的な使用感なので違いましたらすみません)
緑の魔女
緑の魔女は環境に優しいし(どのぐらい優しいのかは不明ですけど)財布にも優しい!
我が家ではお風呂用洗剤も緑の魔女です。最大の利点は排水管もきれいになるというところ。エコ洗剤ではほぼ標準装備となっている植物由来の界面活性剤を使っています。
詳しい成分名はわかりませんが生分解促進剤というものが配合されていますし、生分解性は高いと思われます。
ecostore
ニュージーランド生まれのブランド。できる限り植物&鉱物由来の原材料を使っているとのこと。遺伝子組み換え材料も不使用でEnviromark Diamond認証を取得しています。とにかくパッケージがシンプルおしゃれでいいですよね。我が家では食洗機用洗剤は引き出しにしまっているので意味ないですけど!
ハッピーエレファント
上記2つの洗剤とは異なり、こちらはジェルタイプ。
重曹やクエン酸など100%食品成分で作られています。
もう安心でしかありませんよね!
ちなみにハッピーエレファントもヤシノミ洗剤と同じサラヤの製品なのでヤシノミ洗剤と同じく売上金の一部はボルネオ島の環境保全に使われます。
お値段も手頃なのでエコ洗剤の入門に丁度いいかと思います。
やっぱりエコ洗剤は無理!という人へ
エコ洗剤の方が環境にいいのはわかるけど、コストや洗いあがりを考えると合成洗剤をやめられない…
という方々も勿論いらっしゃるでしょう。
現在は下水処理が整っているから合成洗剤でも問題ない、という説もありますし、家計を切り詰めてまで無理にエコ洗剤を使わなくてもいいと思います。
ちなみに我が家は浄化槽なんですが業者さんに「エコ洗剤の方がいい」とお聞きしたため、割と徹底してエコ洗剤を使っています。
とはいえ、何かの景品などで貰った合成洗剤は捨てるのもどうかと思うのでそのまま使ったりもします。
以前、石鹸の記事でも書きましたが、エコ洗剤にしても合成洗剤にしても使い過ぎが一番の大敵と私は思っています。
是非食器を洗うときに洗剤を出しすぎてないか、改めて考えていただけたらと思います(^^)